IR(投資家情報)

株主の皆様へ 代表取締役社長 若山健彦

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。

ここに第60期(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)の事業概況をご報告するにあたりまして一言ご挨拶申しあげます。

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善等から、景気は緩やかな回復基調でありましたが、中国や新興国の景気減速による生産、輸出の鈍化に加え、為替市場の動きも不安定なものとなり、景気の減速懸念から不透明な状況で推移しました。

このような状況のもと当社グループにおきましては、事業領域の拡大を推進し当社ブランド力の強化を図るため、平成27年7月に「ミナトホールディングス株式会社」へ商号を変更し、平成28年1月には新ROM書込みセンターを開設、月間100万個のROM書込みに対応できる体制を構築しました。また、平成28年3月にはアジア地域への事業展開を加速するため、中国現地法人「港御(上海)信息技術有限公司」の営業を開始いたしております。

当連結会計年度におきましては、デバイスプログラマやデジタルサイネージの機器販売が前年を下回る結果となりましたが、一方で大手企業のIT投資が拡大し、システム開発関連事業が引き続き堅調に推移したほか、デバイス関連の書込みサービス分野においては受注が急増いたしました。

以上の結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高2,114百万円、M&A関連費用13百万円の計上などもあり営業損失6百万円、経常損失45百万円、また特別損失に訴訟関連損失12百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失70百万円となりました。

今後の見通しにつきましては、デバイス関連事業およびタッチパネル関連事業は、他社との協業や海外展開、システム開発関連事業は国内のシステム構築需要の拡大により順調に推移していくものとみております。

このような環境で、当社グループとしましては平成28年4月にサンマックス・テクノロジーズ株式会社を子会社化し、平成28年5月にはフィンテック事業に関する共同出資子会社を設立いたしました。今後もM&Aや事業提携を積極的に進めるとともに、顧客からの受注を拡大させるべく、営業体制の一層の強化などによる受注獲得に取り組んでまいります。

平成29年3月期の連結業績見通しにつきましては、売上高9,226百万円、営業利益197百万円、経常利益215百万円、親会社株主に帰属する当期純利益108百万円を見込んでおります。なお一層のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申しあげます。

(平成28年6月)

代表取締役社長 若山 健彦
※平成28年6月 第60期年次報告書より